敏感肌が原因!?ニキビは洗顔⽅法を⾒直すべき!

「ニキビを防げる敏感肌向けの洗顔料を探しているものの、なかなか効果を実感できる洗顔料が見つからない」という悩みを持つ方は多くいます。 そこで今回は、敏感肌向けのニキビ洗顔料の選び方や、敏感肌の方がニキビ予防を行う上での注意点を紹介していきます。


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敏感肌の悩みの代表といえば「ニキビ」

ニキビを発生しやすくする原因のひとつに、敏感肌があげられます。では、なぜ敏感肌だとニキビが発生しやすいのでしょうか。

 

敏感肌がニキビを発生させやすい理由と、洗顔していてもニキビが発生してしまう理由についてみていきましょう。

 

敏感肌はニキビを発生させやすい

 

皮膚のバリア機能が下がった状態を、一般的に「敏感肌」と呼びます。敏感肌になると、皮膚のバリア機能が低下しているため、少しの刺激でも肌あれやヒリヒリ感など、さまざまな肌トラブルを起こしてしまうのです。

 

ほかにも、敏感肌の症状のひとつに「皮膚のターンオーバーの乱れ」があります。このターンオーバーの乱れによって、敏感肌の方はニキビが発生しやすいのです。

 

しっかり毎日洗顔!でもニキビができてしまう…

 

毎日洗顔していても、その洗顔の方法が適切でないと、ニキビができてしまうことがあります。間違った洗顔の代表例は「洗顔のし過ぎ」です。

 

ニキビの原因になる毛穴の汚れを、しっかりと取り除こうとして洗顔し過ぎてしまうと、肌の乾燥を引き起こします。肌が乾燥すると敏感肌になりやすく、結果、ニキビのできやすい肌に。

 

また、洗顔方法にも注意が必要です。洗顔の際に、手で肌をゴシゴシこするような洗い方をしていると、肌に刺激が加わってしまいます。このような摩擦による肌への刺激も乾燥につながるため、ニキビを発生させる要因になります。

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敏感肌とニキビを防ぐ洗顔

敏感肌によるニキビを防ぐには、正しく洗顔することが大切です。ここからは、ニキビを防ぐ洗顔のポイントを紹介していきます。

 

ニキビ洗顔料を選ぶときのポイント

 

・毛穴汚れをしっかり除去できるもの

毛穴にメイクの汚れや古い皮脂などが詰まると、それが原因でニキビができてしまうことも。毛穴の汚れを洗顔で洗い流し、肌を清潔な状態にしておくことで、ニキビ予防につながります。

そのため洗顔料は、毛穴の汚れを除去できるものがおすすめです。

 

・弾力のある泡を作れるもの

ニキビを予防するために大切なのが、肌に刺激を与えないようにすることです。洗顔の際に肌への刺激をできるだけ減らしたいと思ったら、弾力のある泡を作ってから洗顔するようにしましょう。

泡に弾力があるということは、泡が濃密であるということ。泡が濃密であるほど、洗顔の際に発生してしまう摩擦が減り、肌への刺激も少なくなります。

 

・肌のうるおいを保てるもの

洗浄力の強すぎる洗顔料は、うるおいを保つために必要な、肌の油分まで流してしまう可能性があります。本来必要な油分までなくなってしまうと、肌の乾燥につながるため、敏感肌の方は、洗浄力がマイルドなタイプを選ぶようにしましょう。

 

 

ニキビ予防につながる!正しい洗顔方法

 

・十分に泡立てる

洗顔料は十分に泡立ててから使用しましょう。キメの細かい泡になるように泡立てることで、洗顔料が毛穴の汚れをしっかり落とすだけでなく、肌に与えるダメージを減らすことができます。

洗顔料を十分に泡立てる簡単な方法は、泡立てネットを使うことです。泡立てネットに少量の水を加え、ほんの少し水分がある状態にしてから洗顔料を乗せると、泡立ちやすくなります。

 

・「泡で洗う」というイメージ

ニキビを予防するための、正しい洗顔方法で重要なのは、「泡」です。くるくると円を描くように肌の上で泡をやさしく転がしてなじませましょう。そうすることで、肌へのダメージを抑えつつ、汚れを落とすことができます。

 

・ぬるま湯でしっかり洗い流す

ぬるま湯を使って、泡と汚れをしっかりと洗い流しましょう。しっかり洗い流せていないと、洗顔料や汚れが毛穴に詰まり、ニキビを悪化させる可能性があります。

また、熱いお湯で洗い流すと、肌に必要な油分まで一緒に流してしまう可能性があります。30~35℃のぬるま湯を使って洗い流すようにしましょう。

 

洗い流す際も、肌をこするように洗い流すのではなく、やさしくぬるま湯を当てるように洗い流すことがポイントです。

 

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そのほかニキビの予防方法

 

肌にやさしい洗顔料を使って、泡で洗うということを心掛けていても、ニキビが良くならない場合は、どうしたら良いのでしょうか。

 

ニキビ予防のために、ほかにどういったことができるのか、みていきましょう。

 

生活習慣の見直しを

 

ニキビを予防するために洗顔と同じくらい大切なのが、良い生活習慣を身につけるということです。3つのポイントを覚えておきましょう。

 

・清潔な環境を保つ

ニキビを悪化させる原因のひとつに、雑菌があります。顔に直接触れる枕カバーやシーツなどの寝具が清潔でないと、雑菌が顔についてニキビを悪化させる原因になる可能性があります。寝具はこまめに取り換え、常に清潔な状態に保つようにしましょう。

・ビタミン中心のバランスの良い食生活

食事の栄養バランスが偏っていると、肌あれが起きてしまいます。特に、糖分や油分を取りすぎていると皮脂過剰になり、ニキビができやすくなります。ビタミンが豊富に含まれている食材を意識的に摂るようにしましょう。

 

ビタミンB群やビタミンC、ミネラル群は脂質の代謝を促し、肌の調子を整えてくれます。納豆・アボカド・卵・ブロッコリー・柑橘類などを積極的に摂り、バランスの良い食生活を心掛けてください。

 

また、ビタミンのほかにも、肌の再生に欠かせないタンパク質や血流の改善を促す鉄分も意識して摂ると、肌状態の改善に役立ちます。

 

・ストレスをためず、十分な睡眠

ストレスがたまると、ホルモンバランスが崩れて皮脂分泌が過剰になったり、肌あれが起こりやすくなったりします。

 

また、十分な睡眠がとれていないと、新陳代謝が悪くなって皮膚のターンオーバーが乱れがちになります。十分な睡眠をとることによって、成長ホルモンが分泌され、皮膚のターンオーバーのサイクルを正常な状態にするといわれています。

 

ストレスはためずに発散し、十分な睡眠をとるように心掛けましょう。

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まとめ

敏感肌の方向けに、洗顔料を選ぶときのポイントやニキビができにくい洗顔の方法を紹介しました。

洗顔料を使う際には、十分に泡立てて、くるくると円を描くように泡をやさしく転がして肌になじませ、ぬるま湯でしっかりと洗い流しましょう。肌への刺激を最小限に抑えられ、ニキビ予防にもつながります。生活習慣も見直して、ニキビを予防していくようにしてくださいね。

 

 

【この記事の監修医師】

鼻岡 佳子 先生

 

鼻岡けいこ皮フ科クリニック院長。医学博士。開院まで20年弱、県内外の大学病院や総合病院の医師としてアトピー性皮膚炎や食物アレルギー、皮膚癌、小児皮膚科治療、美容皮膚科治療など幅広い年代の皮膚疾患・皮膚科治療に携わる。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・指導医。日本皮膚科学会認定美容皮膚科・レーザー指導専門医。日本抗加齢医学会専門医。