赤ちゃんの肌の保湿はいつから必要?時期とケア方法を知ろう

赤ちゃんの肌といえば、つるつるすべすべのもっちり肌でトラブルとは無縁、と思っていませんか?実は、赤ちゃんの肌は大人以上にデリケートで傷つきやすいので、しっかりケアが必要です。 赤ちゃんの肌の保湿はいつから始めたらよいか、どんな風にケアしたらよいかを紹介します。


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赤ちゃんこそ肌の保湿が必要!生まれてすぐ始めるべき理由

赤ちゃんの肌は大人よりもずっと乾燥しやすく、乾燥による肌トラブルを起こしやすいのです。

皮膚にはバリア機能があり、このバリア機能が乾燥やホコリ、花粉、紫外線、化学物質や微生物といった外的刺激から体の内側を守っているのですが、赤ちゃんの皮膚のバリア機能は未成熟なため、非常に乾燥しやすくなっています。

生まれたての赤ちゃんであれば、皮脂が自然と分泌され、特に保湿を行わなくてもうるおいが保たれているのですが、この皮脂の分泌は生後3〜4ヶ月頃から減ってしまいます。

そのため、乾燥による肌トラブルを防ぐために、赤ちゃんの肌には保湿ケアをしてあげる必要があります。

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赤ちゃんの肌の保湿ケアに使いたいアイテム

では、赤ちゃんの肌の保湿ケアには何を使用すればよいのでしょうか?

様々な使用感や形状の市販の保湿ケア用品がありますが、赤ちゃんのデリケートな肌にやさしい、低刺激で無着色、無香料のものを選ぶようにしましょう。初めて使うときは、簡易的なパッチテスト(試し塗り)をすることも忘れないようにしてください。

二の腕の内側やあごの下などの目立たないところに、保湿剤を少し塗布し、2〜3日様子を見ましょう。肌の経過を観察して、赤みやかゆみ、湿疹が出たりしないことを確認してから全身に使うようにしましょう。

また、パッケージや容器に書かれている使用上の注意事項などをよく読んで使うことも大切です。

保湿ローション

保湿ローションはクリームと比べると水分が多いので、ベタつかずサラッとしたテクスチャーが特徴です。一般的にクリームよりは保湿力は低いものの、塗った後にベタベタするのを嫌がる赤ちゃんや夏の保湿ケアにぴったりです。

保湿クリーム

保湿クリームはローションより油分が多く、しっかりとした保湿効果が期待できるので、特に乾燥がひどい箇所や保湿ローションではうるおいを補いきれていないと感じた場合の重ね塗りに使用するとよいでしょう。また、特に空気が乾燥する秋・冬に使用するのもおすすめです。

ワセリン

ワセリンは全身に使える上に、肌の刺激になりにくいので赤ちゃんにも安心です。ただ、ワセリンは皮膚の水分が蒸発するのを防ぎますが、うるおいを与える効果はないため、先に保湿ローションなどで肌に水分を与えてから、ワセリンでふたをするイメージで使用するとよいですね。

また、離乳食が始まった赤ちゃんであれば、食事中にどうしても口の周りに食べ物や食べこぼしがついてしまいますが、それを乾いたティッシュなどでゴシゴシ拭くのは避けましょう。

食べこぼしなどが肌についたままになることも肌トラブルの原因になるので、拭き取ることは大切ですが、拭き取るときに皮脂を奪ってしまったり、肌を傷つけてしまったりする可能性もあります。

そこで、ご飯の前に口の周りにワセリンを塗っておくとよいでしょう。そうすれば、食べこぼしの汚れや拭き取るときの刺激から肌を守ってくれます。

ボディシャンプー

肌のケアは保湿だけでなく、汚れを落として清潔に保つことも大切です。汗や食べこぼしなどの汚れを付着したままにしてしまうと、それ自体が肌トラブルを引き起こす原因になることもあります。そのため、汚れは丁寧に落とすようにしましょう。

肌の保湿ケアは保湿剤を塗るときだけでなく、お風呂で全身を洗うときも行うことができます。やさしく洗浄することができる低刺激なボディシャンプーを使えば、肌のうるおいを守って汚れだけを落とすことができるでしょう。

赤ちゃんの肌を洗うときは、スポンジやタオルなどでゴシゴシこすったりせずに、しっかりボディシャンプーを泡立てて、たっぷりの泡を肌の上にすべらせるように洗いましょう。

また、ボディシャンプーなどの洗浄剤が残ってしまうとそれも肌トラブルの原因になりますので、しっかり洗い流すことも心がけましょう。洗い残しやすすぎ残しが起きやすい首の付け根や腕、足のくびれの部分は要注意です。

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赤ちゃんの肌の保湿方法と注意点

赤ちゃんの肌の保湿ケアを行うとき、特に気を付けたいことや保湿剤を塗るタイミングなどについて解説します。

こすらず、ムラなく、まんべんなく

保湿剤は、顔からつま先まで全身にまんべんなく塗るようにしましょう。部位ごとに丁寧に塗ると塗りムラを防ぐことができます。

また、塗るときはゴシゴシこすらないようにして、やさしく塗ることを心がけてください。肌を強くこすってしまうと、赤ちゃんのデリケートな肌を傷つけてしまいます。指の腹と手のひらを使ってやさしくのばすとよいでしょう。

赤ちゃんの肌の保湿はいつ、何回すればよい?

特に決まりはありませんが、1日2回程度、お風呂上がりや着替えのときに保湿剤を塗るようにしてください。特に、お風呂上がりの肌は乾燥しやすいので5分以内に塗りましょう。脱衣所に保湿剤を常備しておくと塗り忘れを防ぐことができます。

それ以外にも、おむつを替えたとき、汗を拭いたとき、食事の後に口や手を拭いたときなど、生活スタイルに合わせて気が付いたときに塗るとよいでしょう。

これ以外にも、肌の乾燥を感じたときや、一度保湿剤を塗った後でもうるおいが足りないと感じるときは、保湿剤を重ね付けすることも有効です。

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まとめ

赤ちゃんの肌の保湿ケアの大切さについて解説をしました。赤ちゃんの肌は乾燥しやすく、肌トラブルを起こしやすいので、保湿ケアは早いうちから行いましょう。

単に、赤ちゃんの肌の保湿ケアを「やらなくてはいけない作業」と捉えるのではなく、保湿ケアを通じて、赤ちゃんとのスキンシップを楽しんでみてください。

 

 

【この記事の監修医師】

鼻岡 佳子 先生

鼻岡けいこ皮フ科クリニック院長。医学博士。開院まで20年弱、県内外の大学病院や総合病院の医師としてアトピー性皮膚炎や食物アレルギー、皮膚癌、小児皮膚科治療、美容皮膚科治療など幅広い年代の皮膚疾患・皮膚科治療に携わる。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・指導医。日本皮膚科学会認定美容皮膚科・レーザー指導専門医。日本抗加齢医学会専門医。