【全身】肌が粉吹き状態になる理由とおすすめの対処方法

「しっかりと洗って清潔にしているつもりなのに、気が付くと肌から粉のようなものが出ている」という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。肌が「粉吹き状態」になってしまうと、濃い色の服に白い粉がフケのように付いたり、ファンデーションのノリが悪くなったりして、周りからの印象も気になりますよね。 このような肌トラブルは、日頃のちょっとしたケアで対処できます。この記事では肌の粉吹き状態に悩んでいる方に向けて、具体的な理由とおすすめの対処方法を紹介しますので、参考にしてみてください。


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どうして全身の肌が粉を吹いたようになるの?

肌が粉を吹いたようになる状態は、腕や脚、背中など全身に起こる可能性があります。なかには、毎年冬になると肌の粉吹きに悩まされている方もいるのではないでしょうか。

定期的に起こると「体質的なものかな」と思いがちですが、肌の状態に原因があります。この項目では、全身の肌が粉を吹く原因を詳しく紹介していきます。

肌の乾燥が原因

乾燥によって皮膚の外側にある角層がめくれてしまい、粉を吹いたように見えてしまいます。全身に粉吹きが見られるときは、全身の肌が乾燥していると考えられます。

毎日しっかりと保湿しているという方も、実際は顔や手のみに留まっていないでしょうか。一般的に顔や手は保湿をする機会が多いですが、肩や背中など、その他の部位は保湿がおろそかになりがちです。

化粧水やローションはたっぷりと使用し、乾燥しやすい部位にはクリームを重ね塗りしましょう。お手入れの最後に、ワセリンを薄く塗って肌の水分蒸散を防ぐのもおすすめです。

ターンオーバーの乱れも原因

「ターンオーバー」とは肌の細胞が再生を繰り返す仕組み、新陳代謝のことです。健康的な肌は一定周期で細胞が入れ替わることによって皮膚のバリア機能を維持していますが、粉吹き状態になっている肌は、このサイクルが乱れています。

ターンオーバーが乱れると、通常は剥がれ落ちる古い角層が肌の表面に残り、粉を吹いているように見えます。ターンオーバーの乱れは加齢によるもののほか、不規則な生活習慣などでも起こるため、肌表面の状態以外も注意しなくてはなりません。

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全身の粉吹き肌を放置するとどうなる?

全身の肌が粉吹き状態になっていても、毎日忙しくしていると、つい対処を忘れたり後回しにしたりしてしまいがちですよね。しかし、粉吹き肌を放置してしまうと、見た目以外の肌トラブルに悩まされる可能性があります。

粉吹き肌に気付いたときは、できる限り早く対処を始めましょう。この項目では、全身の粉吹き肌を放置した場合に起こり得る2つのトラブルについて紹介します。

かゆみが出る

前述したとおり、粉吹き肌の原因のひとつは肌の乾燥です。全身が粉吹き肌となっている場合は広範囲に渡る乾燥状態ともいえ、肌は外部からの刺激に対して敏感になっています。

顔や腕など、部位にかかわらず肌の乾燥を放置すると、さらに乾燥が進んでかゆみが出ることもあるでしょう。

かゆみは大人でも我慢することが難しく、無意識のうちに肌をかいて傷つけてしまう可能性があります。

肌をかいてしまった結果、悪化して湿疹や水ぶくれができるなど、粉吹き以上に肌がひどい状態になる場合もあります。特に、スネや背中、脇腹などはかゆくなりやすい部位です。注意しましょう。

乱れたターンオーバーが皮膚のバリア機能を低下させ、敏感肌に

肌の乾燥によってターンオーバーが乱れてしまうと、未熟な角層細胞が増えて皮膚のバリア機能が低下してしまいます。

バリア機能が低下してしまうと、いつものスキンケアを行っても、肌の乾燥を防ぐことができないことがあります。

さらに、外的刺激にも弱くなり、紫外線やハウスダストなどの影響でかゆみ・赤み・肌荒れなどの症状を引き起こすこともあるでしょう。

ひどい場合、「皮膚のバリア機能が低下する」「かゆくなる」「かいた皮膚のバリア機能がさらに低下する」「肌がさらに乾燥する」「粉吹き肌が悪化する」と悪循環が生まれることもあります。

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粉吹き肌になってしまったら?対処法と予防法

粉吹き肌になってしまったときは、放置せずすぐに対処しましょう。今回紹介する対処法を普段から行うことで、予防の効果も期待できます。粉吹き肌が改善した後も、継続して行うことをおすすめします。

また、生活習慣の改善などターンオーバーの乱れを予防することに加え、肌のお手入れ方法自体の見直しを行うことも大切です。

最後に、粉吹き肌の対処法と予防法として、3つのポイントを紹介します。

まずはしっかり保湿

まずは、保湿のお手入れ方法を見直しましょう。顔や手だけではなく、全身しっかりと保湿しましょう。保湿のタイミングはお風呂上がりが基本ですが、肌が乾燥していると感じたときも行いましょう。

保湿のポイントは、以下のとおりです。

・化粧水やローションは、たっぷりと使用する
・化粧水やローションだけでお手入れを終えない(クリームなどを使用する)
・肌の乾燥状態によって使い分ける

化粧水やローションはたっぷりと使用し、すでに粉吹き肌となっている部位や乾燥しやすい部位は入念に重ねづけしましょう。化粧水を塗った後は肌の状態が良くなったかのように感じますが、化粧水のみでお手入れを終えることはおすすめしません。

化粧水は肌に水分を与える目的で使用しており、そのままではどんどん蒸散してしまいます。乾燥防止のためには、クリームや乳液など油分の多いものを上から塗り、蓋をすることが重要です。

また、化粧水やローションなど、各お手入れアイテムは使い心地が異なるため、肌の乾燥状態や好みに合わせて使い分けると良いでしょう。粉吹き肌となっている部位には、保湿力の高いしっとりタイプがおすすめです。

伸ばしやすいローションを全身に塗って、特に乾燥が気になる部分には、クリームを重ね塗りしましょう。お手入れの最後に、ワセリンを薄く塗って肌の水分蒸散を防ぐのもおすすめです。

バリア機能が低下した肌におすすめなのが、ユースキンのシソラシリーズです。さまざまな効能があることで知られている「しそ」のうるおす力にユースキン製薬が着目し開発したのがシソラ。肌をうるおし、肌荒れを防ぐ低刺激のスキンケアシリーズなので、皮膚のバリア機能の低下により刺激を受けやすくなった肌にもお使いいただけます。

シソラの大きな特徴は、北海道産のしそを原料にしたしその葉エキスを配合していることです。うるおす力が優れているしその葉エキスが、バリア機能が低下した肌をやさしく保湿します。また、肌荒れ防止のためにローションにはグリチルレチン酸ステアリル、クリームとソープにはグリチルリチン酸ジカリウムを配合。しっとりとうるおいのある肌を保ちます。

シソラシリーズは「洗う」「うるおす」「守る」の3タイプ。「洗う」タイプは、肌のうるおいを保ちつつやさしく洗い上げるボディシャンプーと洗顔にぴったりのソープの2種、「うるおす」タイプは、顔や身体の保湿におすすめのクリームとローションの2種があり、チューブ・ポンプ・ボトルタイプから選べます。そして「守る」タイプは、紫外線から肌を守るUVミルク。無香料・無着色・低刺激性で、紫外線吸収剤・アルコールフリーのUVミルクなので肌が敏感な方にもおすすめです。

肌が乾燥してかゆみがあるときにおすすめなのがユースキンIシリーズです。かゆみを鎮める成分やかゆみのもとであるヒスタミンの働きを抑える成分が配合されているため、肌トラブルによるかゆみを鎮めたいときにお使いいただけます。

有効成分は、クロタミトン・ジフェンヒドラミン・グリチルレチン酸・ビタミンE酢酸エステル・イソプロピルメチルフェノールの6種類を配合しています。かゆみを鎮める成分として配合されているのが、クロタミトン、ヒスタミンの働きを抑える成分としてジフェンヒドラミンを配合です。炎症を鎮める成分としてグリチルレチン酸、抗菌成分としてイソプロピルメチルフェノール、血行促進成分としてビタミンE酢酸エステルを配合しています。

ローション(乳液)タイプとクリームタイプがあるので、使用感の好みでお選びいただけます。いずれも肌馴染みが良く、広範囲に素早く塗ることができるのが特徴です。使い心地はさっぱりとしており、ベタつかないため肌に塗った後にすぐに衣服を着用することができます。また、清涼成分も配合していませんので、肌に塗ったときにしみにくいのも特徴です。毎日のスキンケアとして全身にお使いいただけます。

洗い方、入浴方法にも気を付ける

体の乾燥は、間違ったお風呂の習慣が原因となっていることが多いです。刺激の強い石けんやナイロンタオルでゴシゴシ体を洗ったり、熱いお湯で流したり、お風呂で熱いお湯に長時間浸かったりすると、肌の保湿成分や皮脂が流れ出てしまいます。

入浴のたびに肌を乾燥させないように、以下の点に気を付けましょう。

・肌にやさしい低刺激な石けんやボディシャンプーを使う
・ゴシゴシこすらず、泡でなでるように洗う
・熱いお風呂に長時間入らない(お湯の温度は40℃以下に)
・タオルでゴシゴシ拭かず、押さえるように拭く

まず、洗浄剤は自然由来の洗浄成分を使用したものなど、肌にやさしい石けんやボディシャンプーがおすすめです。
体を洗うときはボディブラシやナイロンタオルでゴシゴシこすらず、手を使ってたっぷりの泡でなでるようにやさしく洗います。
お風呂から上がった後も、タオルでゴシゴシ拭かないように注意してください。体についた水滴をタオルで押さえるように拭きましょう。

かゆみや症状がひどい場合は皮膚科の受診を

保湿や入浴方法を注意しても、乾燥しやすい季節や環境では粉吹き肌になる可能性があります。また、粉吹き肌に気付いてお手入れを始めても、ターンオーバーの関係ですぐに改善するとは限りません。毎日のしっかりした保湿ケアの積み重ねで改善してくる場合がほとんどですが、ひどいかゆみや湿疹が出た場合、症状が改善しない場合は自力で解決しようとせず、皮膚科の受診をおすすめします。

症状に合った薬を処方してくれるほか、日頃の対処方法や予防方法についてもアドバイスしてくれます。症状をさらに悪化させないためにも、医師の適切な診断を受けましょう。

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まとめ

空気が乾燥しやすい秋冬の時季など、肌の表面に白い粉が付着しているような状態になることがあります。いわゆる「粉吹き肌」は見た目にも影響するため、顔や手などの露出している部分が粉を拭くと気になってケアしているかもしれません。しかし、服で隠れる部分でも、放置してしまうとかゆみや症状の悪化へとつながる可能性があるので、早めの対処が必要です。まずは、しっかりとした保湿や入浴方法の見直しなど、身近なところから始めましょう。

頑張って保湿ケアしているつもりでも、腕や脚、背中や脇腹など、お手入れを忘れやすい部分が乾燥している可能性もあります。塗り忘れのないように、全身を保湿しましょう。
しっかりとケアしてもなかなか改善しない方や、ひどいかゆみや湿疹を生じている方は、皮膚科の受診をおすすめします。