【赤ちゃんの暑さ対策】肌着で寝るのは大丈夫?体調管理のポイント

暑い季節はできるだけ薄着で過ごしたいと思うものです。そのため、赤ちゃんを肌着だけで寝かせているパパ、ママもいることでしょう。 その一方で、赤ちゃんを肌着で寝かせて、風邪などの体調不良にならないかと不安に感じているパパ、ママもいるようです。この記事では、赤ちゃんが肌着で寝るのは問題ないのか、気を付けたいポイント、肌着の種類や選び方などについて解説します。


この記事は約7分で読み終わります。

赤ちゃんを肌着で寝かせるときの注意点


暑い日の夜は赤ちゃんも寝苦しいので、できるだけ薄着にしてあげたいものですよね。重ね着をさせると暑そうなので、肌着だけで寝かせるべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、赤ちゃんを肌着で寝かせることに問題はありません。ただし、注意点もあります。ここでは、赤ちゃんが肌着で寝るときに気を付けたいポイントを紹介します。

肌トラブルを防ぐ寝汗対策が重要

赤ちゃんは、大人と比較して体温調整機能が未熟なため、外気温の影響を受けやすい傾向にあります。室温が低いと体温も低くなりますし、室温が高いと体に熱がこもって体温が上昇することがあるため、服だけでなく室温にも注意を払わなければなりません。

室内の温度が適温より低いと体が冷えてしまうため、重ね着で調整する必要があります。後述する短肌着(たんはだぎ)を基本に、重ね着をさせましょう。

逆に、暑くて汗をたくさんかいてしまうなら、寝冷えやあせもなどの肌トラブルの原因になるので寝汗対策を行います。室温を調節する、汗をたくさんかいているときは着替えさせる、シーツの上にタオルを敷くなどの対策を講じましょう。

赤ちゃんの体は小さいものの、汗腺の数は大人と変わりません。つまり、赤ちゃんの体は大人と比べて汗腺の密度が高いということです。そのため、多量の汗をかきやすく、あせもができやすいので注意しましょう。

加えて、赤ちゃんの快眠のためには、エアコンの温度設定も大切です。夏のエアコンの設定温度は外気より4~5℃低いぐらい(26~28℃あたり)が目安といわれています。赤ちゃんの様子を見て、汗をびっしょりかいているなら設定温度を下げる、寒そうにしているなら温度を上げるなど、こまめに設定温度を調節しましょう。

また、寝ている赤ちゃんのお腹を冷やさないように注意したいものです。お腹周りにはバスタオルなどをかけておくことをおすすめします。

目次へ

【季節別】赤ちゃんを寝かせるときのポイント

暑い夏の時期は赤ちゃんが肌着で寝ることはあっても、春や秋、冬はパジャマなどを重ね着するのが一般的です。

赤ちゃんが快適に眠れるような環境づくりを行うために、赤ちゃんを寝かせるときに気を付けたいポイントを季節別に紹介します。

春と秋は寝冷え対策を意識

春と秋は、昼間は温度が上がるため暖かく、朝晩は気温が下がって冷えます。一日の気温差が大きい季節なので、赤ちゃんの体温管理に注意が必要です。

一日の気温の変化に合わせて服装を工夫し、赤ちゃんがぐっすりと眠れるようにしましょう。赤ちゃんの体温調節には重ね着が有効です。

気温が高い日中は、短肌着にカバーオールなどを着せるのもよいでしょう。日によっては、長袖の肌着だけで十分なときもあるでしょう。

気温が冷える朝晩は、薄着のままだと寝冷えしてしまう可能性があります。短肌着に長肌着(ながはだぎ)、それにカバーオールというように、複数枚重ね着をして寝冷え対策を意識しましょう。

春と秋は一日の気温差が大きい上、「昨日は気温が低く寒かったのに、今日はポカポカで夏日のよう」と日によっても気温の変化が大きい季節です。赤ちゃんは気温の変化の影響を受けやすいので、赤ちゃんの体調不良を予防するためにはパパ、ママが気温の変化に敏感に対応しなければなりません。

赤ちゃんが快適に眠れるように、気温に合わせて肌着やパジャマを工夫しましょう。そうすることで、寝冷えなどによる赤ちゃんの体調不良を予防できます。

冬は重ね着と乾燥対策

寒い冬は長袖の肌着の上にパジャマなどの重ね着が基本です。手足が冷えないように、手足も包んであげられるような服装を選びましょう。

赤ちゃんは大人と比べて体温が高めなので、冬でも寝ているときに布団を蹴ってしまうことがあります。寝冷えしないようにと温かくして寝かせたのに、赤ちゃんが夜中に布団を蹴って布団からはみ出してしまっていることもあるのではないでしょうか。

布団を蹴飛ばしてしまう赤ちゃんにおすすめなのは、スリーパーを使うことです。スリーパーはパジャマと布団を掛け合わせたようなもので、「着る布団」と呼ばれています。動いてもズレることがないため、スリーパーを着せておけば赤ちゃんが布団を蹴ってしまっても安心です。

スリーパーには綿毛布タイプ、タオル地タイプ、フリースタイプなどさまざまな素材のものがあり、ベストタイプのものもあれば袖付きもあります。室温などを考慮して、適切なものを選んであげましょう。

もう一つ、冬場に気を付けたいのが肌の乾燥です。赤ちゃんの皮膚のバリア機能は不完全なため、大人よりも肌が乾燥しやすく肌トラブルも起きやすい傾向にあります。

エアコンを使用すると空気が乾燥するため、赤ちゃんの肌の乾燥対策もしっかりとしておきましょう。入浴後は保湿ローションやクリームを使って、全身の保湿ケアを行うことが大切です。また、加湿器を使用するなどして、赤ちゃんの肌の乾燥を防ぐ工夫をしてあげましょう。

目次へ

赤ちゃん用の肌着の選び方

暑い季節は赤ちゃんが肌着で寝ることもあるため、肌着選びにはこだわりたいものです。しかし、赤ちゃん用の肌着は種類が多く、「どれを選ぶと良いのだろう」と迷うパパ、ママもいるのではないでしょうか。

ここでは、赤ちゃん用の肌着の種類と選び方を紹介します。

赤ちゃん用の肌着の種類

赤ちゃん用の肌着には、大きく「短肌着」「長肌着」「コンビ肌着」の3種類があります。いずれも着物のように、前を重ね合わせて紐でとめるタイプが一般的といわれています。

それぞれの肌着の特徴を紹介します。

・短肌着

赤ちゃんの肌着の基本となるものです。丈は腰までで、赤ちゃんがかいた汗を吸い取る役割もあります。特に新生児期には、季節を問わず活躍する肌着といわれています。

・長肌着

短肌着の丈を長くしたもので、足先まで隠れるタイプです。スカートのようになっており、おむつ交換もしやすいのが特徴で、足の動きがまだあまり活発でない時期の赤ちゃんに使うのに適しているといわれています。短肌着の上に重ね着させるのが基本です。

・コンビ肌着

長肌着のように丈が長いのですが、裾が分かれていて股下をスナップで留めることができるようになっている肌着です。そのため、赤ちゃんが足を活発に動かしてもはだけません。赤ちゃんの足の動きが活発になってくるころから重宝する肌着といわれていて、短肌着の上に重ねて着せるのが基本です。

肌着は赤ちゃんの成長と季節に合わせて選ぼう

赤ちゃんの肌着は短肌着を基本として、季節に合わせて長肌着やコンビ肌着を組み合わせます。赤ちゃんは汗をかきやすいため、着替え用に基本となる短肌着は多めに用意しておくと便利です。

また、長肌着は裾がスカート型になっていて、コンビ肌着は裾が分かれているため、赤ちゃんの成長によって使い分けましょう。長肌着は足の動きが活発でない生後1ヶ月くらいまでの赤ちゃんに、コンビ肌着は足の動きが活発になってくる生後2ヶ月ころからの赤ちゃんにおすすめです。

長肌着が必要となる期間は短いので、そのことを念頭において必要枚数を準備しておきましょう。

赤ちゃんの成長は早いため、あらかじめ肌着を多めに準備しておいてもサイズが合わなくなることも考えられます。季節に合わせた肌着を買い置きしておく際は、サイズに十分に気を付けましょう。

また、季節によって適した素材が異なるため、赤ちゃん用の肌着を選ぶときには素材にもこだわりたいものです。暑い夏にはメッシュやガーゼ、天竺などの通気性に優れたもの、春や秋は通気性と伸縮性に優れたフライス素材、寒い冬は保温性の高いニットガーゼなどを選ぶと良いでしょう。

目次へ

まとめ

赤ちゃんは外気温の影響を受けやすいため、夏は薄着にさせてエアコンの設定温度をこまめに調節するなどして、快適に眠れるようにしましょう。赤ちゃんが肌着で寝るときも、部屋の温度が高いと寝汗をかいてしまうことがあります。汗をかいたら着替えさせるなどして、あせもなどの肌トラブルの予防に努めましょう。

赤ちゃんの肌着は、季節や赤ちゃんの成長によって適したものが異なります。肌着を選ぶ際は、こちらの記事を参考にふさわしいものを選んでみましょう。